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名作「OPUS 魂の架け橋」に繋がる物語。儚くも美しい世界観に浸れるアドベンチャー。「魂の架け橋 ー序章ー」
▲本編を深く理解するために配信された。無料アプリとはいえクオリティは高い。
孤独な世界に足を踏み出す。忘れられたあの日を探す為に。
「OPUS 魂の架け橋 序章」は名作「OPUS: 魂の架け橋」の外伝的アドベンチャー。荒廃した終末世界を探索する『OPUS: 魂の架け橋』の前日譚として、巫女が終末世界の地下で目覚め、地上に出るまでを体験していく。
Nintendo Switchでも人気を博した「OPUS」シリーズを産んだ、台湾のインディーズゲームスタジオ「SIGONO」が制作。ズバ抜けた雰囲気の良さは特級だ。
美しいグラフィックとBGMが胸を打つ
▲巫女がなぜ終末世界に一人取り残されるのかも断片的に描かれる。巫女リン=フェイが長い冷凍睡眠から目覚めた日、地下室から抜け出すまでの謎解きとなる。
美麗な終末世界とアニメーションが物語を彩り、臨場感のある音響効果は本編譲りの高いクオリティを誇る。短い時間でクリアできるので是非体験してほしい。
魂の架け橋 ー序章ーの特徴は、OPUSシリーズに連なる、切なく退廃的な世界観
▲どこまでも続く雪原を彼女は歩き続ける…。「少女終末旅行」にも通ずる、退廃的な世界観。BGMもグラフィックもとても美しい。謎解きはかなり簡単になっており、誰でもエンディングまで迷わないだろう。
生存者である巫女、フェイはどこまでも孤独で、それでいてキャラのセリフは人懐っこく愛おしい。本編では少女は雪に覆われた大地、町の廃墟、遺跡を探索する。
儚い2Dグラフィックとヘッドホン推奨な音響
▲光と闇の明暗が雰囲気バツグン。美しいBGMやグラフィック、効果音にも注目したい。日本語訳がたまにカタいな、という時もあるが、ちょっと詩的すぎるかな、というくらいで物語の理解には困らない。
ゲーム性は極めてシンプルで、本編「OPUS:魂の架け橋」のようにアイテムを収集する要素などは省略されている。是非クリアして本編も連続してプレイして欲しい。
ゲームの流れ
一枚絵で描かれるストーリー。巫女であるフェイは何者かに狙われていたようだった。
長老は苦肉の策を案じ、フェイを冷凍睡眠させることにするのだった。
目が覚めたら、全てが変わっていた...。変わり果てた世界で目覚める少女。
従来のアドベンチャーと同じく、タッチで移動と調査を行う。怪しいところも調べよう。
謎解きは本当に簡単なレベル。迷うことはないだろう。
レバーを引いて手動で冷凍睡眠のハッチをこじあけよう。
ロックマンXよろしく現れる長老のホログラム。
「この世界は既に絶望に包まれている」この言葉の本当の意味はなんだったのだろう。
ドアを開けることに成功した少女は雪の降る荒野を歩く。
冒険ははじまったばかりなんだ。絶望の果てに可能性を信じる旅が。
魂の架け橋 ー序章ー攻略のコツ
▲電源を回復するときはレバーをガチャっと上げるのを忘れないでね。電源を復活させドアを開け、地下室から外の世界に抜け出そう。足の遅さにはちょっと辟易するが雰囲気だと割り切ろう。女の子だし。
謎解きはスライドで行うもので非常にカンタン。ヒントも攻略情報もいらないほどである。エンディングまで数分でたどり着けるのに胸を打つ演出を噛み締めてほしい。
「OPUSシリーズ」を是非プレイしてみてくれ
▲画像は「OPUS:魂の架け橋」本編より。ビジュアルも物語もたまらない。本作のボリュームに消化不良、物足りなさを思ったら、是非本編をプレイしてもらいたい。エンディング後にダウンロードリンクに飛べる親切設計だ。
本編にあたる「OPUS:魂の架け橋」は、レビュアーに「アドベンチャーとして最高級の品質」とまで評された一作。その精神的前作「OPUS 地球計画」も、カジュアルながら味わい深い作品となっている。
September 12, 2018 at 05:30PM